大切な歯の神経を守るための
精密な歯科治療
横浜市神奈川区の歯医者「横浜駅きた西口歯科」では、
マイクロスコープ(手術用顕微鏡)を活用した精密診断・治療により感染部位を見極め、
健康な歯髄をなるべく残す、歯の寿命を考えたMTA覆髄法にも対応しています。

MTA覆髄法とは

歯髄を守り感染拡大を予防

虫歯を除去した穴を埋め、
露出した歯髄を保護する治療法
MTAはケイ酸カルシウムを主成分にした、封鎖性と殺菌効果に優れた治療材です。治療で虫歯を削った部分にこのMTAを注入し、空洞を充填する処置をMTA覆髄法といいます。
虫歯が重度まで進行した場合、壊死した歯髄を除去してきれいにする治療を行います。歯髄(歯の神経や血管)を治療するためには歯に穴をあけ内部を露出させる必要がありますが、歯髄が剥き出しになると、そこから細菌に再感染したり、炎症を起こすリスクが高まります。そこで、空洞になった部分を殺菌性のあるMTAで埋めることで歯髄を守り、細菌の侵入経路を遮断することで、虫歯の再発や歯髄の壊死を防ぐことができるのです。
虫歯や歯の神経について
こんなお悩み
ありませんか?
  • 以前治療した虫歯が再発した

  • 歯がズキズキして耐えられないほど痛い

  • 虫歯を放置して重度まで進行してしまった

  • できる限り歯や歯の神経を抜きたくない...

一つでも当てはまる方はぜひ一度、
歯科医院へお越しください!

歯の神経を残した方が良い
3つの理由

  • 01
    神経のない歯は抜歯のリスクが1.8〜7.4倍!?

    前歯1.8倍 臼歯7.4倍

    歯髄は歯に水分や栄養を送るための
    大切な器官
    神経が無い歯は、神経がある歯に比べて抜歯リスクが1.8 倍~7.4倍にもなるというデータがあります。
    歯髄(歯の神経)は、歯に栄養や水分を送り、歯の健康を保つための重要な役割を果たしています。
    ですから、治療で神経を完全に除去してしまうと、歯そのものが脆くなってしまいます。歯が脆くなることで歯根破折(歯の根っこが折れること)が起こりやすくなり、歯根破折が起きた場合は残念ながら抜歯が必要になってしまいます。
  • 01
    歯を削る量を
    減らすことができる

    歯をなるべく残す治療

    切削量を減らすことで歯根破折を防止し、
    天然の歯を長持ちさせる
    治療で歯を削ったり神経を除去すると、歯そのものの量が減ってしまうことで歯が噛む力に耐えられなくなり、急に歯が割れたり、歯根破折により抜歯が必要になったりするケースも。
    横浜市神奈川区の歯医者「横浜駅きた西口歯科」では、マイクロスコープなどの先進技術を活用し診断・処置の精度を上げることで、できる限り歯の切削量を抑え、神経を温存することで天然歯の寿命を延ばす丁寧な治療を行っています。
  • 01
    歯の変色
    防ぐことができる

    歯をなるべく残す治療

    神経を失った歯は時間と共に黒ずんできます
    神経のない歯には血液が行き渡らなくなるため、時間の経過に伴って歯の内側の象牙質に含まれるコラーゲンが変質することで、歯が黒っぽく変色することがあります。さらに年数が経過することで、変色の度合いが増していきます。
    神経を可能な限り残すことで歯の中の血液循環を保持し、歯の健康と美しさを守ることができます。
歯根破折を防ぎ、歯の寿命を延ばすために
MTA覆髄法による歯髄保護は非常に効果的です!

当院の「歯髄保護治療」について

歯髄保護(神経を残す)治療には、
直接覆髄法」・「部分断髄法」・
歯頚部断髄法」の3つの方法があります

  • 直接覆髄法
    *

    直接覆髄法は歯髄への細菌感染がない場合に行う治療法で、感染した歯質だけを除去し、歯髄が露出した部分を直接薬剤で覆い、保護する治療方法です。神経への細菌感染を防ぎ、歯髄を守ることが可能になります。

  • 部分断髄法
    *

    部分断髄法とは、歯質だけでなく歯髄まで感染が広がってしまった重度の虫歯の場合、歯髄の壊死した部位だけを見極め、断髄して封鎖する治療方法です。健康な神経は除去せず温存することが可能です。

  • 歯頚部断髄法
    *

    歯頚部断髄法は細菌に感染し壊死した歯髄の量が多い場合、壊死した歯冠部の歯髄だけを除去する治療方法です。部分的にでも神経を温存させることで、抜歯のリスクを低減します。

歯髄保護治療
77,000円

価格は税込です

歯髄保護治療の流れ

  • *
    う蝕(虫歯)の除去
    横浜市の歯医者 横浜駅きた西口歯科では、歯髄保護治療の際にはラバーダムを装着し、再発リスクに十分配慮しマイクロスコープを活用した精密な処置を行います。
    精密治療により歯を削る量を最小限にとどめることで、健康な部分をしっかり見極め、温存します。
    1
  • *
    患部の確認・診断
    露出した歯髄を確認し、どの治療方法が適切か診断します。
    細菌感染が歯髄まで及んでいる場合は、全て除去するのではなく、マイクロスコープを活用し壊死した歯髄だけを丁寧に取り除いていきます。
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  • *
    MTAセメントによる歯髄の保護・封鎖
    感染した歯質や壊死した歯髄の除去が完了したら、歯内をしっかり消毒します。
    その後、MTAセメントを用いて空洞部分や剥き出しになった歯髄を覆い、完全に封鎖していきます。
    1
  • *
    CR充填/インレー・クラウンの装着
    充填材と歯の間に隙間がないことを確認できたら、失った歯の代わりになる詰め物・被せ物の装着もしくはコンポジットレジンによる充填を行い、治療は完了です。
    横浜市の歯医者 横浜駅きた西口歯科では種類豊富な詰め物・被せ物をご用意しており、患者様のご要望に合わせて適切な治療法をご提案しています。
    1

安全な歯髄保護を
行うための取り組み

  • マイクロスコープ
    *

    横浜市神奈川区の歯医者「横浜駅きた西口歯科」では、肉眼の約3〜21倍もの視野拡大が可能なマイクロスコープを用いて、歯内の細部までをしっかり確認し勘に頼ることのない正確な処置を行います。

  • MTAセメント
    *

    治療で歯質や歯髄が除去され空洞になったところを充填するための、水硬性の医療用コンクリートです。残された神経を外部からの刺激から保護するだけでなく、殺菌作用があるため患部からの再感染リスクを低減できます。

  • ラバーダム防湿
    *

    シート状のゴムでお口を覆い、治療する歯だけを露出させる処置方法です。こうすることで患部への唾液の流入や細菌の侵入がなくなり、削りカスや器具の誤飲なども防ぐことができ、治療の安全性を高めることが可能です。

症例集

case 01

歯頸部断髄 +
ダイレクトボンディング

  • *

    治療前

  • *
  • *

    治療後

  • *

    治療中の状態

  • *

    処置後、ダイレクトボンディングによる修復処置も完了した状態

主訴 歯の痛みで受診した他院で虫歯が大きく、神経を取らないといけないと言われたが、なんとか残したい
診断名/主な症状 重度の虫歯による可逆性歯髄炎/冷たいもの、温かいものがしみる
治療方法 歯頸部断髄 + ダイレクトボンディング
治療期間・通院回数 通院3回
治療にかかった費用 歯頸部断髄77,000円(税込)
ダイレクトボンディング55,000円(税込)
リスク・副作用
  • ・処置後、歯髄壊死に至り痛みが生じる可能性がある
  • ・知覚過敏症状が出る可能性がある
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