こんにちは。横浜市神奈川区「横浜駅」きた西口より徒歩5分にある歯医者「横浜駅きた西口歯科」です。
白く輝く歯を手に入れるためにホワイトニングを考えている方も多いでしょう。しかし「虫歯があるとホワイトニングはできないの?」と疑問に思うかもしれません。実際、虫歯の状態によっては施術を受けられない場合があります。
この記事では、ホワイトニングと虫歯の関係、治療後の注意点、そしてホワイトニング後の虫歯予防について詳しく解説します。健康な白い歯を維持するためのポイントを知り、安心してホワイトニングを受けましょう。
ホワイトニングとは
ホワイトニングとは、歯を白くするための施術や方法のことを指します。加齢や飲食による着色汚れ、生活習慣などによって黄ばんでしまった歯を、専用の薬剤や機器を使用して明るい色にするのが目的です。
ホワイトニングには大きく分けて、オフィスホワイトニング・ホームホワイトニング・デュアルホワイトニングの3種類があります。
オフィスホワイトニングは歯科医院で行う方法で、高濃度の薬剤を使用するため即効性があります。ホームホワイトニングは自宅で専用のマウスピースと薬剤を使って行う方法で、効果がゆっくりと現れます。デュアルホワイトニングは、両方を併用することでより高い効果が期待できる方法です。
それぞれの特徴を理解し、ご自身に合った方法を選ぶことが大切です。
虫歯があるとホワイトニングできない?
ホワイトニングは、歯を白くするための施術ですが、虫歯がある場合は基本的にすぐには行えません。ホワイトニングで使用する薬剤には過酸化水素や過酸化尿素などが含まれており、歯の表面のエナメル質を通じて内部の着色を分解する仕組みです。
しかし、虫歯があると歯にダメージがある状態のため、ホワイトニングを行うことでさまざまなリスクが伴います。虫歯がある場合は、先に治療を行い、歯の状態が健康になってからホワイトニングを行うのが一般的な流れです。
また、治療後すぐにホワイトニングを行うのではなく、歯の状態が安定するまで一定期間待つことが推奨されます。虫歯の進行具合や治療方法によっては、ホワイトニングの種類を選択する必要があるため、歯科医と相談しながら適切な方法を決めることが大切です。
虫歯を治療せずホワイトニングをするリスク
虫歯がある状態でホワイトニングをするリスクは、以下の通りです。
強い痛みやしみる症状が出る
ホワイトニング剤が虫歯の穴やひび割れた部分に浸透すると、知覚過敏のような強い痛みを引き起こす可能性があります。特に、象牙質や神経に近い部分まで虫歯が進行している場合、ホワイトニング剤の影響で強い刺激を感じることがあります。
虫歯が悪化する可能性がある
虫歯が進行している状態でホワイトニングを行うと、歯の表面のダメージがさらに広がり、虫歯が悪化することがあります。ホワイトニング剤は歯の構造に影響を与えるため、すでに弱っている歯には負担が大きく、治療が必要になるケースも少なくありません。
色ムラができやすい
健康な歯と虫歯がある歯ではホワイトニングの効果が均一に出ないため、施術後に色ムラが目立つことがあります。特に、詰め物や被せ物がある部分はホワイトニング剤が作用しないため、周囲の天然歯との色の差が気になることがあります。
施術後にトラブルが発生しやすい
ホワイトニング後に歯がもろくなったり、エナメル質がさらに損傷を受けたりすることで、虫歯の進行が加速するケースもあります。また、歯の表面が過敏になり、食事の際にしみる症状が続く場合もあります。
虫歯を治療してからホワイトニングをするときの注意点
虫歯を治療した後にホワイトニングを行う場合、いくつかの注意点を押さえておくことが重要です。適切なタイミングや方法を選ばないと、歯に負担をかけたり、期待したホワイトニング効果が得られなかったりすることがあります。
ここでは、治療後のホワイトニングを安全かつ効果的に行うためのポイントを詳しく解説します。
治療後すぐにホワイトニングを行わない
虫歯治療を行った直後は、歯や歯茎が敏感になっています。特に、神経に近い部分の治療を行った場合や、大きな虫歯を削って詰め物や被せ物をした場合は、歯が刺激に弱い状態になっています。すぐにホワイトニングを行うと痛みが出たり、歯に負担をかけたりする可能性があります。
軽度の虫歯治療(小さな詰め物のみ)であれば治療後1〜2週間程度、大きな虫歯治療(神経に近い部分の処置)であれば治療後1ヶ月以上様子を見たほうが良いでしょう。いずれの場合も、歯科医師と相談しながらタイミングを決めてください。
治療した歯の状態が安定してからホワイトニングを行うことで、しみるリスクを減らし、施術の効果を最大限に引き出せます。
詰め物や被せ物の色とのバランスを考慮する
ホワイトニングは天然歯に作用するため、詰め物や被せ物には効果がありません。そのため、ホワイトニング後に天然歯の色が明るくなると、詰め物や被せ物との色の違いが目立つことがあります。
この問題を回避する方法として、ホワイトニング後に詰め物や被せ物の交換を検討することが挙げられます。歯を白くしてから、その色に合わせた詰め物や被せ物を作ることで、全体の色調を統一しやすくなります。
知覚過敏のリスクに注意する
虫歯治療後は、歯の神経が過敏になっていることがあります。特に、ホワイトニングで使用する薬剤はエナメル質を通して内部に浸透するため、一時的に歯がしみやすくなることがあります。
知覚過敏を防ぐためには、フッ素入りの歯磨きを使用したり、施術後のケアを徹底することが重要です。
口腔環境を整えてからホワイトニングを行う
虫歯の治療が完了しても、口の中にプラーク(歯垢)や歯石が多い状態では、ホワイトニングの効果が十分に発揮されません。治療後には、歯石除去などを受けて、口腔環境を整えてからホワイトニングを行うのが理想的です。
歯石が付着しているとホワイトニング剤が浸透しにくいため、事前にスケーリングを行い、歯の表面を清潔にしておきましょう。また、コーヒー、紅茶、ワインなどの飲食物によるステイン(着色汚れ)が付着していると、ホワイトニングの効果が不均一になることがあります。
ホワイトニング前に歯科でクリーニングを受けると、より均一に白くなりやすいでしょう。
正しい歯磨きを習慣化することも欠かせません。ホワイトニング後の効果を長持ちさせるためにも、正しい歯磨き習慣を身につけておくことが大切です。
電動歯ブラシやデンタルフロスを活用し、歯の表面を清潔に保つことで、ホワイトニングの持続力を高められます。
ホワイトニング後に虫歯を予防する方法
ホワイトニングで歯を白くした後は、その美しさを長持ちさせるだけでなく、虫歯を予防することも大切です。以下を参考に、ホワイトニング後の虫歯予防に取り組んでいきましょう。
ホワイトニング後24時間は注意して過ごす
ホワイトニング直後の歯は、薬剤の影響で一時的に脱水状態となり、外部からの刺激を受けやすくなっています。そのため、酸性の飲食物を避けたり、色の濃い飲食物を控えたりして、着色を防ぎましょう。
正しい歯磨き習慣を身につける
ホワイトニング後は、特に歯の表面を清潔に保つことが重要です。以下のポイントを意識して歯磨きを行いましょう。
- フッ素入り歯磨き粉を使用する
- 優しくブラッシングする
- デンタルフロスや歯間ブラシを活用する
定期的に歯科検診を受ける
ホワイトニング後の歯を健康に保つためには、定期的な歯科検診が欠かせません。歯科では以下のようなケアを受けられます。
- 歯石除去(スケーリング)
- フッ素塗布
- ホワイトニングのメンテナンス
まとめ
ホワイトニングは歯を白くする効果的な方法ですが、虫歯があると施術が難しい場合があります。そのため、事前に虫歯の有無を確認し、必要なら治療を終わらせてからホワイトニングを行うことが重要です。
さらに、ホワイトニング後は適切なケアを行い、虫歯予防を徹底することで、白い歯を長持ちさせられます。正しい歯磨き習慣や定期的な歯科検診を心がけ、美しく健康な歯を維持しましょう。
ホワイトニングを検討されている方は、横浜市神奈川区「横浜駅」きた西口より徒歩5分にある歯医者「横浜駅きた西口歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では、予防歯科や虫歯・歯周病治療、根管治療やインプラント治療などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちら、Web予約もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。