インプラント治療の流れをわかりやすく紹介!期間や費用についても

こんにちは。横浜市神奈川区「横浜駅」きた西口より徒歩5分にある歯医者「横浜駅きた西口歯科」です。

インプラントを埋め込むイメージ

インプラント治療は、失われた歯を補うための治療の一種です。顎の骨に人工歯根を埋入し、上から人工歯を装着することで、天然歯のような見た目と機能性を回復できます。

ただし、インプラント治療は人工歯根を埋め込むための手術が必要で、治療期間が長い傾向にあります。治療の流れや治療期間の目安について、詳しく知りたい方も多いのではないでしょうか。

この記事では、インプラント治療の流れや治療期間、費用について詳しく解説します。メリットとデメリットなどもご紹介するので、インプラント治療を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

インプラント治療の流れ

インプラント治療のカウンセリングをする歯医者と患者

インプラント治療は、段階的に時間をかけて進めていきます。一般的なインプラント治療の流れは、以下のとおりです。

カウンセリング

インプラントは長期的に渡る治療です。そのため「どの歯科医院で治療を受けるべき?」「どうやって治療するの?」など、治療に関する不安や疑問を抱える患者さまは多いでしょう。

インプラント治療では、最初にカウンセリングを行い治療への不安や疑問をお伺いします。不安や疑問を解消したうえで、治療を受けるか判断すると良いでしょう。

また、カウンセリングの際には、インプラント治療のメリット・デメリット、治療内容や費用に関する説明を受けられます。

検査・診断

カウンセリングを受けて治療を希望する場合は、詳しい検査を行います。歯周病の有無や噛み合わせの状態、顎骨の密度などを検査し、患者さまに適切な治療計画を立てます。

治療計画の内容やスケジュール、費用にご納得いただいた上で、契約を締結して治療を開始します。

一次手術

一次手術は、顎の骨に人工歯根であるインプラント体を埋め込むための手術です。麻酔をしてから歯肉を切開し、顎の骨に穴を開けてインプラントを埋め込みます。

手術時間は1本あたり30〜60分ほどかかるのが一般的で、埋め込む本数や抜歯の有無などによって処置時間は変わります。基本的にインプラントの手術は日帰りで行われ、入院する必要はありません。

抜歯・仮歯調整

一次手術から約2週間後に、患部の抜糸を行います。抜糸後は必要に応じて仮歯の調整を行い、待機期間の見た目を補います。

仮歯で硬い食べ物を食べると外れる可能性があるため、なるべく避けてください。柔らかい物を選んだり仮歯を避けたりしましょう。

待機期間

埋め込んだインプラント体が骨にしっかり結合することを待つ必要があるため、待機期間が設けられます。待機期間の目安は、2〜6か月ほどです。待機期間中は、基本的には通院の必要はありません。

しかし、痛みや違和感を覚えた場合は、何らかの問題が生じている可能性があります。早めに歯科医師にご相談ください。

二次手術

インプラント体と骨が結合したことを確認したら、二次手術を行います。二次手術は、アバットメントをインプラント体の先端に装着するための手術です。アバットメントとは、インプラント体と人工歯を連結させるためのパーツのことを指します。

再び麻酔をして歯肉を切開し、インプラント体を露出させてアバットメントを装着します。アバットメントにはさまざまな形や長さの物があるため、患者さまに合ったものを選びます。

二次手術も入院の必要はなく、術後は1~2週間ほど経過観察を行うのが一般的です。

型取り

歯茎の形が整ったら、人工歯を作るための型取りを行います。噛み合わせだけではなく色や形も調整し、周囲の歯に馴染むようにします。基本的には人工歯が完成するまでの期間も仮歯を装着するため、歯のない状態になることはありません。

人工歯の装着

型取りから1〜3週間ほどで人工歯が完成します。完成した人工歯をアバットメントに装着し、治療完了です。

治療後は歯科医師の指示の下、インプラントを長持ちさせるために定期的に歯科医院を受診してメンテナンスを受けましょう。

インプラント治療の期間

インプラント治療にかかる期間のイメージ

インプラント治療に要する期間は、個人差はありますが3か月〜1年が目安です。インプラント治療の手術自体は1日で終えられます。

しかし、埋め込んだインプラント体と骨が結合するまでに時間がかかるため、インプラント治療の期間は長くなる傾向にあります。顎の骨や口腔内の状態によっては1年かかることもあるでしょう。

また、顎の骨に厚みが足りない場合は、顎の骨を増やすための手術が必要になるため、治療期間が4〜5か月ほど伸びます。ご自身の正確な治療期間を知りたい場合には、カウンセリングの際に歯科医師に確認すると良いでしょう。

インプラント治療の費用[各プロセス]

インプラント治療にかかる費用のイメージ

インプラント治療の費用相場は、1本あたり30~40万円です。各プロセスの費用の目安は、以下のとおりです。

  • カウンセリング:無料~3,000円
  • 検査・診断:1~6万円
  • 手術:10~60万円
  • アバットメント:10~20万円
  • 人工歯:5~20万円
  • メンテナンス:1,500円~1万円

インプラント治療の費用は、特に人工歯の素材で大きく変動します。審美性や耐久性を考慮して、セラミックやジルコニアなどを選んだ場合は費用が高くなります。

また、インプラント治療は基本的には保険適用外の自由診療のため、歯科医院によっても費用が異なります。詳しい費用を知りたい方は、事前に歯科医院に相談しましょう。

インプラント治療のメリット・デメリット

インプラント治療のメリットとデメリットのイメージ

インプラント治療にはメリットとデメリットの両方があります。治療を決断する前にメリットとデメリットについて知っておき、後悔しないようにしましょう。

メリット

インプラント治療の主なメリットは、以下の通りです。

天然歯のような噛み心地を得られる

インプラント治療では、人工歯根を顎の骨に埋め込んでしっかり固定します。そのため、他の治療法よりも人工歯を装着しているという違和感が少なく、食べ物を強く噛むことや、自然な発音をすることが可能です。

本来の自分の歯のような使用感を再現できる点は、インプラントの大きなメリットでしょう。

審美性に優れている

インプラントのメリットには、審美性が高い点も挙げられます。インプラントの人工歯には、審美性の高い素材が使用されることが多いです。例えば、セラミックやジルコニアなどの素材は、天然歯のような透明感やツヤ、色を再現できます。

周囲の健康な歯に負担をかけない

インプラントは、周囲の健康な歯に負担をかけない点もメリットです。失った歯を補う治療方法には、ブリッジや入れ歯などの選択肢もあります。

しかし、ブリッジは残っている健康な歯を削る必要があり、入れ歯は周りの歯にバネを引っ掛けて装着するため負荷がかかります。インプラントは独立して機能するので、周りの歯に影響を与えることなく使用可能です。

デメリット

インプラント治療の主なデメリットは、以下の通りです。

治療費が高くなる

インプラント治療には保険が適用されないため、治療費を全額自己負担する必要があります。また、他の治療方法とは異なり手術も必要になるため、費用が高額です。

インプラントの費用は1本あたり30~40万円程度と、保険治療に比べると高額な点はデメリットと言えるでしょう。

治療期間が長い

インプラント治療では、インプラント体と骨を結合させるための待機期間が設けられています。待機期間は2〜6か月が目安です。また、歯型を取って義歯を作るための時間も必要です。

様々なプロセスに時間がかかるため、ブリッジや入れ歯と比べるとインプラントは治療期間が長いです。治療期間をできるだけ短くしたいと考える方にとっては、デメリットでしょう。

外科手術が必要

インプラント治療では、外科手術を行います。麻酔をするので処置中は痛みを感じることはありませんが、術後に腫れや痛みを覚えることがあるでしょう。

また、患者さまの身体の状態によっては、手術ができないケースもあります。誰でも受けられるわけではない点は、デメリットと言えるでしょう。

まとめ

インプラント治療で綺麗になった歯に微笑む女性

インプラント治療は複数の工程を経て行われる治療であり、治療期間も長いです。

しかし、時間をかけてインプラント体と顎の骨を結合させることで、自分の歯のように使用できるようになります。また、見た目も自然に仕上がります。

インプラントは機能性と審美性に優れた治療ですが、デメリットもあるので理解したうえで治療を開始することが重要です。まずは歯科医院でカウンセリングを受け、インプラント治療の費用や方針について相談してください。

インプラント治療を検討されている方は、横浜市神奈川区「横浜駅」きた西口より徒歩5分にある歯医者「横浜駅きた西口歯科」にお気軽にご相談ください。

当院では、予防歯科や虫歯・歯周病治療、根管治療やインプラント治療などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちらWeb予約もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

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